2010年02月01日

製作ガイド 鏡音リン編(その2)

さて、キット製作ガイドの続きです。
今回は、塗装〜デカール編ということで。


塗装は〜・・・とか解説したいんですが、実際塗料を塗りつける作業は、多分僕がいちいち説明しなくても平気だと思うので・・・
一応参考までに、色ごとに塗った順番を。

肌色
 ↓
ヘッドセット・靴・下着の白
 ↓
服・リボンの白
 ↓
髪の毛の黄色
 ↓
リボン、ベルト等の黄色
 ↓
ベルト模様のオレンジ
 ↓
短パン・手足のグレー
 ↓
あとは細かいところ筆で塗り分け

1
付属の専用デカール。

ミスっても平気なように、各パターン2つずつレイアウトしておきました。
さらに瞳デカールは納得いくまでやってもらうために、3つ分用意しておきました。
3つ全部貼っていいという意味ではありません。3つ貼ると、多分カッコよくなります。

さて。眼デカールです。
まず、顔パーツ(2番)の眼の平らな部分を、白く塗りつぶしてください。
クリアデカールなので、下地を白く塗っておかないと、うまく発色してくれません。
2
ちょっとくらいハミ出ても大丈夫です。
肌色やマユゲなどを塗ったあとに、エナメルのホワイトで塗るといいかもしれません。

次に、デカール台紙から切り出します。
まず、ナイフの刃をなるべく新品の刃に換えてください。
そいで、なるべくギリギリにカットしてください。
3
まつ毛も印刷です。
ほんとうに完全にギリギリカットすると、デカール台紙から剥がして貼り付けるときにピンセットでつまむ部分がないので、ちょびっとだけ余白をとっといたほうがいいかもしれません。

あとは基本、フツーのデカールです。
切り取ったデカールを、水にくぐらせて、すぐ取り出します。
デカール台紙が水を吸えばOKです。デカール台紙に水を吸わせてだいたい10秒くらい経ったら、そーっとデカールの表面を指でずらしてみてください。
透明なフィルム状のデカールが剥がれます。そいつを、さっき白く塗った眼の平らなとこに貼り付けてください。
4
デカールのまつ毛の一番上端が、眼の平らな部分の一番上端に来るくらいの位置が目安です。
デカールがちょっと下にはみ出しますが、そんくらいでOKです。
濡れティッシュか、指先に水をつけて、そ〜っと・・・そ〜っと位置調整してください。そ〜っと。

ひょっとしたらデカールの定着が悪いかもしれませんが、なるべくマークソフターの類のものは使わないほうがいいと思います。
デカールにシワが寄ったり、インクジェットプリンタで出力したので、インクがにじむ場合があります。

眼以外のデカールも。
5
うまくいくとこんな感じ。
眼以外は、割と位置はアバウトでもいいかもしれません。世間に出回ってる鏡音リンのイラスト等を参考にしてください。

あと、デカールを使用した際の仕上げは、水性トップコートを使用してください。これ重要です。

あまったデカールは、好きなところに貼ってください。
6

さて。
以前のキット製作ガイドで、うっかり
「全部筆塗りでもイケると思います」
みたいな随分無責任なことを書いちゃった記憶があるんですが、よくよく考えたら、ガレージキットを筆塗りって、ほとんど聞いたことないですよね。
言った本人も筆でなんか塗ってません。基本塗装はエアブラシです。

・・・ということで、このキット製作ガイドの解説を進めるにあたって、オール筆塗りに挑戦してみました。
しかもサフレスです。サフレスどころか、メタルプライマーすら塗ってません。
塗膜の厚さが・・・みたいな話ではありません。単にめんどくさかっただけです。
78
遠目から見ると問題ないですね。カラーレジンくらいには。

細かい塗り分けとかは若干省略してありますが、なんとか。仕上げのつや消し缶スプレー以外、オール筆塗りでできました。あと、マスキングも一切しませんでした。全部筆先で塗り分けです。
なんか・・・無理してマスキングするよりキレイに塗り分けれたような気もしないでもないですが・・・いまだにマスキングはニガテです。

9
ワンフェス直前って感じの風景。

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by hermes replica kelly   2013年06月30日 08:56
http://reembo.com/showthread.php?38473-twelve-months%29-metal-is-1-Eighty&p=104364&posted=1#post104364 hermes replica kelly http://goo.gl/07sTb

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔